Nars オーガズムの恩恵を受けたくて必死
※この記事にはOrgasm(オーガズム)と言う言葉が何度も出てきますが、その全てがNarsのOrgasmを指しており、アダルトな内容は一切含まれておりません。
イエベは一家に一つオーガズム!と言われるほどのNarsのOrgasm。
オーガズムシリーズの中でも、チーク、リップなど色々なアイテムがありますが、一番有名なのはブラッシュ4013Nでしょうかね。
私が改めて説明する必要もないのでは?と思いますが、オーガズムはゴールドシマーが煌めくピーチピンクで、このゴールドパールがイエベの肌をツヤッツヤに見せてくれると、大人気。世界で一番売れているチークとも言われてるそう。
“Looking back, I think the combination of its audacious name and its universally flattering shade made it so popular. Even grandmothers like Orgasm.”
”今思えば、大胆な名前と普遍的な美しい色合いの組み合わせのおかげで、とても人気が出たのだと思う。
おばあちゃんたちでさえOrgasmが好きだ。”- FRANÇOIS NARS, Founder and Creative Director
オーガズムって名前よ!性的な名前をつけたアイテムは人間の潜在意識に残りやすく、人気が出やすいとは言いますが、オーガズムって。
Narsのオーガズムのスウォッチが見たくて、何の気なしに「オーガズム」って検索したら、トップに18禁の画像が出てくるもんだから焦った焦った。調べる時は「Nars オーガズム」が必須ですね。
イエベの方がこぞってオーガズムいい、オーガズムいいって言うもんだから、私もブラッシュ4013Nを使ったことがあるんです。
ウッキウキでつけてみたのですが…。
薄い!普段通りつけても、引きで見ると無!
それならと色が乗るまで濃いめにつけたら、必然的にゴールドパールも大量に付くので、今度は顔が赤黒くくすみ、更には粉マシマシなのでお肌パッサパサ!
って感想を抱き、お蔵入りになったんです。ふぇぇ…。
それから、オーガズムに選ばれなかった悲しみを胸に、オーガズムには近づかないように暮らしました。私もオーガズムが似合う女でありたかった。似合わないとわかっていながら、ずーっとずーっと心の片隅にはオーガズムがあって、諦めきれない憧れを抱いておりました。定期的に、4013Nをとっては爆死するっていうのを何度繰り返したことか。
で!(切り替え下手)
この夏に、満を辞して、Nars オーガズムコレクションに新たに3つ加わりました。
アフターグローリップバーム 3420
イルミネイティングルースパウダー 5245
ブラッシュ 5194
の3つ。正確に言うと、ブラッシュは既存の4013Nのパケ違いなだけで色は同じだそうなので、目新しいのは2つ。
普段だったら、また悲しい思いをしたくないと、見て見ぬ振りするところなのですが、猛暑のせいでしょうか、コスメカウンターに近づいてしまったんですよね。
その時の私、GOOD JOB!
イルミネイティングルースパウダーいけるやーん!
ブラッシュのオーガズムよりもピンク味が少なく、オレンジorブロンズ味が多め。ゴールドパールの分量もブラッシュとは異なり、頬に乗せたら激しくスパークするほどです。
スパークリングさ故に、チーク使いというよりは目元とかのポイント使いに重宝しそう。ポイント使いなら、赤黒くなりませんでした。
結局これは(まだ)買っておらず、残念ながらスウォッチはないのですが、今回スウォッチはそこまで大切なことではなくて…。
ブラッシュのオーガズムが赤黒くなった人は他のオーガズムならイケるかもしれないと言う説が爆誕したことが大切!
では、この日から毎日ISETANミラーに通って各種オーガズムを一人スウォッチをして、色々と考えてみたことをあーだこーだ書きます。
まず、先ほどのルースパウダーは置いておいて、チークに使えるオーガズムはこの3つ。
ブラッシュ4013Nとリキッドブラッシュ5155、ザ マルティプル1517Nです。
他にもゴールドのグリッターが煌めく〜のギラギラオーガズムもあるのですが、今回はこれは置いておきます。
さらに、メーキャップイルミネーター2342もありますが、これはチーク使いって言うよりハイライト使いなので除外。
よって、先ほどの3つで考えるとします。
まず、結論から言うと、この3つはどれも「ゴールドシマーが煌めくピーチピンク」で、ベースの色味に大差ないんですけど、私が顕著に赤黒くなったオーガズムはブラッシュのみでした。
オーガズムシリーズはどれもその名前に反して(?)、ガツンと発色せずに、ふわーじわーっと馴染みつつのピーチピンク。
そして、ブラッシュは、この色味+ゴールドパールが多めなんです。
私の場合、そもそもこの馴染むピーチピンクが馴染みやすい肌色みたいで、ブラッシュの適量だと、発色が足りません。だから、欲しい分だけ発色させようとすると、必然的にゴールドパールが過剰になります。
手にスウォッチしてみて、再確認したのですが、スウォッチした正面からみると、ゴールドパールに反射されてベースのピーチピンクが見えず、ちょっと横から(ゴールドパールが反射しない角度で)見ると、綺麗にベースカラーが見えました。
ゴールドパールがベースを覆わない程度につければいいじゃないかってことになるのですが、それだと今度はベースの発色が物足りないのです。
だから、濃くつければゴールドチークをつけたような黄ぐすみしたような、赤黒くなったような仕上がりになり、薄くつけたらベースは発色せずにゴールドだけは見えると言う、あっちを立てればこっちが立たぬ状態。
他のオーガズムで赤黒くならなかった理由も、このゴールドパールにありまして。
私の主観ではありますが(この記事全てがそうですが)、私の肌にはブラッシュ>マルティプル>リキッドブラッシュの順でゴールドがより多く肌に乗りました(=ゴールドパールの分量多い順)。
だから、仮にブラッシュとマルティプルで同じだけベースカラーを発色させようとしても、ブラッシュだとゴールドパールが過剰になり、マルティプルだと許容範囲内だったと言うわけです。
あと、もちろん、パウダー、スティック、リキッドと形状が違うので、その辺の仕上がりも変わってきますが、赤黒くなるかどうかの鍵はゴールドパールの量にありそうでした。
私にも使えるオーガズムがあると分かり、小躍りしながらオーガズムシリーズの一つを購入しました。その話はまた今度。
では!